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NEWS & COLUMN

2024.03.22

コラム

訪問介護のメリット・デメリット

訪問介護とは訪問介護員等が、ご利用者様のご自宅を訪問し、入浴介助や食事介助などの身体介護、調理・掃除等の生活援助を提供するサービスです。訪問介護の利用は家族等の介護者の負担を減らし、生活の質(QOL)向上にも繋がりやすいです。本コラムでは在宅介護を支える訪問介護について、またメリット・デメリットについて解説いたします。

訪問介護を受ける前に

訪問介護は公的介護保険サービスです。公的介護保険サービスの利用を始めるには、要介護認定を受けていない場合は、お住まいの市町村窓口で申請を行う必要があります。
大まかな流れは次のとおりです。まず市区町村の窓口で要介護認定(要支援認定を含む)の申請を行います。その後、職員が訪問し調査を行い、医師の意見書と調査結果に基づいて要介護度が決定されます。そして、要介護度に応じて、市区町村指定の居宅介護支援事業者や地域包括支援センターに相談し依頼を行います。依頼を受けた事業者やセンターの介護支援専門員(ケアマネジャー)は、ご利用者様やご家族様の希望、心身の状況などを考慮してサービス計画書(ケアプラン)を作成、利用者はその計画に基づいたサービスを受けることができます。

訪問介護のメリット

訪問介護は、ご利用者様のご自宅でサービスを受けることができ、慣れ親しんだ環境で専門家の介護を受けることができます。自宅での介護の場合、介護の負担はご家族様等にかかってきます。そんな中、訪問介護を利用することで、ご家族様等の介護者の負担を軽減することができ、かつ、生活の質(QOL)を向上させることにも繋げることができます。近年では高齢社会の進行に伴い、高齢者の一人暮らしも増えてきています。訪問介護を利用することにより専門家の身体介助や生活援助を受けられるだけでなく、家族以外の誰かと接する機会をつくることにも繋がり、社会との接点を増やすことができます。また、遠方に暮らすご家族様にとっては、状況や安否を知る手段としても役立ちます。様々な点を踏まえご利用者様の状況やニーズ、ご家族様の希望を考慮したケアプランが作成されるため、安心してサービスを受けることができます。

訪問介護のデメリット

デメリットとして挙げることができるものは限られていますが、中には以下の点が考えられます。
まず、訪問介護員がご自宅に入ってくることに不安や抵抗を感じる可能性があります。
また、訪問介護では週に数回など訪問時間が限られているため、24時間体制の支援や緊急時の対応が難しい場合があります。しかし、夜間対応型訪問介護などのサービスもありますので、独居の方など緊急時に頼れる人がいない場合でも、適切なケアプランによってこの点をカバーすることができます。
そして、訪問介護ではご自宅での介護を行うため、介護環境を整える必要が生じることもあります。介護目的で建設された施設・ホームではバリアフリーなどの環境や設備が整っていますが、ご自宅の場合はそのような設備が十分に整っていないこともあります。そのため、在宅介護を行う際にはこれらの設備を充実させる必要があります。

今回のまとめ

慣れ親しんだ環境で介護を受けることはご利用者様やご家族様にとって、多くのメリットがあります。しかし、在宅だからこそのデメリットもあるため、サービスを受ける前のケアプラン作成がとても大切になってきます。その為、ご利用者様・ご家族様・介護支援専門員で話し合いを重ねて、最適なケアプランを決めていきましょう。

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