その他
opsol株式会社主催 グリーフケア講演会を開催いたしました。
2024年4月11日、『パリアティブケアホームスタイルプラスにじの大蓮』オープンを記念して、大阪市中央公会堂にてグリーフケア講演会『寄り添い人(ケアするもの)の苦難を理解するために ~介護にあたる人々の悲嘆を理解しましょう~』を開催いたしました。
講師には上智大学グリーフケア研究所名誉所長の高木慶子先生をお招きし、悲嘆(グリーフ)とは何か、そして、寄り添い人(ケアするもの)の苦難について、ご自身の経験を基に、東日本大震災で家族を失った少年のお話など様々な例を挙げてお話ししていただきました。
スタッフとして高木先生の講演を拝聴させていただき、新たな発見や多くの気づきを得る貴重な時間をいただけて、大変感謝しています。
個人的に高木先生の講演会の中で大切だと感じたことは、「グリーフケアに、万人に共通する決まった解決方法はない」ということです。
opsol株式会社が運営するパリアティブケアホームで行われているパリアティブケア(全人的な苦痛を緩和するケア)における心理的苦痛やスピリチュアルな苦痛(霊的な苦痛)を考える場面と通ずる面が多くあると気付かされました。
「悲嘆」は特別なものではありません。誰しもが生きていく中で「悲嘆」を抱える瞬間が訪れるものであり、それは大切な人との別れやペットロス、人間関係に起因するものなど、人の数だけ、いえ、その何倍も、存在します。
病気や怪我の治し方と違い、万人に共通する決まったケアの方法はありません。悲嘆を抱えている人に寄り添い、支え、一緒に最適解を探る。最適解が見つかるかもわからない、見つけられない事もあるかもしれない。まさに雲を掴むような行為かもしれませんが、「悲嘆」を抱える方々になくてはならないものがグリーフケアです。「その人らしさ」を大切にし、パリアティブケアならびに個別ケアを推進する弊社だからこそ、今回のグリーフケア講演会で学ばせていただいたことをサービス提供の場でも活かしていきたいと思います。
この度は、多くの皆様からご参加のお申込みをいただき、定員を超える熱気の中、グリーフケア講演会『寄り添い人(ケアするもの)の苦難を理解するために ~介護にあたる人々の悲嘆を理解しましょう~』を無事終えることが出来ました。
講演会にご協力ならびにご参加いただいた皆様に、深く感謝申し上げます。誠にありがとうございました。
広報 山﨑
難病・がん末期の対応に特化した高齢者向け住宅の高齢者向け住宅『パリアティブケアホーム』をご利用ください
全人的な緩和ケアで要看護期を幸せにする高齢者向け住宅『パリアティブケアホーム』は、大阪府・愛知県を中心に、がん・難病を抱える方に対して日常生活を豊かにするための支援を行っています。まずは、お近くのホームにお気軽にお問い合わせください。
【大阪府】
■パリアティブケアホーム はなの楠根
所在地:大阪府東大阪市楠根3丁目2番41号■パリアティブケアホーム ゆきの彩都
所在地:大阪府茨木市彩都あさぎ5丁目10-10■パリアティブケアホーム ほしの岸和田
所在地:大阪府岸和田市磯上町1丁目3番29号■パリアティブケアホーム スタイルプラス にじの大蓮
所在地:大阪府東大阪市大蓮南4丁目25番12号【愛知県】
■パリアティブケアホームそらの春日井
所在地:愛知県春日井市松河戸町3丁目8番地7■パリアティブケアホームつきの小牧
所在地:愛知県小牧市小牧5丁目315